Legendary vote !
正直この表現は使いたくない。
私だって日本人だ。しかし冷静に分析する時、
我々日本人の国際感覚はズレている。
東京裁判や日本国憲法は押し付けだとか、日米関係は従属的だとか言っている。
事実を冷静に分析すると事実は違うという事が理解できる。
それでは何時からズレ始めたのだろう?
正直私も分からない。友人の1人は元々ズレていたとしている。
このズレを矯正しな限り、日本が常任理事国に返り咲きを果たす事は不可能だ。
ところで、国際社会において伝説の採決が存在する。
奇しくも我が日本人の提案によるものだ。
1つは牧野伸顕氏の人種差別撤廃の動議だ。
11対5で大きく過半数を制した。頑張りましたね!牧野さん。
麻生財務大臣のご先祖ですよ。牧野さん、相当準備をして採決に臨みましたね。
全会一致ではなかったため、採用されなかったけれど、
牧野氏の動議はLeagu of Nations すなわち国際連盟の初動機、
国際連盟の規約を成立させる時の動議だから、全会一致を持ち出されても仕方ない。
あるいは全会一致が正論だ。ただ牧野さんはしたたかですね。
議事録に過半数の賛成があった事を記載するよう求め、それを実現させた。
まさしく伝説の採決だ。
2番目は、松岡洋右氏の採決、中国東北部、満州というエリアの国際連盟の実質的な回答、
リットン調査報告書に対するする採決だ。イギリスは必死になって日本を説得し、制止し
た。採決しても結果は見えているからだ。
案の定結果は42対1対1.圧倒的日本の敗北だ。
ある意味伝説の採決だと思う。松岡洋右外相はイカレテいますね。
率直に思う、精神鑑定が必要だ。
1対1の1はタイが棄権している。日本にエールを送ったと解釈すると、
日本の自己満足で終了するため、全体像が見えなくなる。
別の角度からの分析が必要だと思う。すなわち極東の問題ゆえ、南米やヨーロッパは国際連
盟の実質的な回答、すなわちリットン調査報告書を原則として支持するだろう。
それがまともなベクトルだ。
この頃日本の国際感覚がズレてしまったんじゃないか?と分析している。
結論として上記2つの採決は国際社会の相対する伝説の採決だ。
花のがくと
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