L D P !
明治維新すなわち日本の近代化の主導者が薩長土肥の勢力であり、
その勢力が政党という姿に変化し、保守本流を自認するなら、
LDP、すなわち自由民主党は独立した保守勢力の連合体であり、
逆説的に述べるのなら、LDP 自由民主党は、保守系の派閥により形成された、
というべきだろう。
従って、明治維新と匹敵する事変が発生しない限り、自民党の派閥の存在は不変だ。
自由民主党には4ないし5つの派閥は存在するのであるが、
その中で3つの派閥が結合すれば、党内主流となり、首班候補者を擁立できる。
しかしながら3つの結合はあくまでは政治権力闘争妥協であり、短期において権力の交代を
求める動きが必然化すのであり、安定した政権運営という観点からやや問題が残る。
従って我が国の選挙制度を中選挙区の戻すことは、LDP、自由民主党の各派閥に、
「どうぞ!権力闘争をして下さい!」と言っているのに等しく、
浄化に成功した日本政治の後退につながるであろう。
文中に記したが、LDPの派閥はやや不変なのであるから、5つの過半数は3という
権力の単純計算も不変だ。
上記の観点から我が国には、現在のところ小選挙区比例代表制がbetterなのではないか?
という想が感じられる。
花のがくと
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