Summary of modern history !
米国において、ロナルドレーガン政権の評価が非常に高い。
様々な要因が指摘できる中で、東西冷戦の終結の意思を鮮明にし、
それを実行し、なおかつそれを実現させたからだ。
米国において、ロナルドレーガン、英国においてマーガレットサッチャー、
日本において中曾根康弘氏が登場しなかったなら、
東西冷戦はいまだに続いていただろう。
先頃、我が国の茂木外務大臣が、国際連合の常任理事国入りを表明した。
英語でのスピーチだったので、国際的なメッセージなのだろう。
国内外の反応だけれど、国内の反応はほとんど誰も知らなかった。
対外的には、新型型ウイルスの対応でそれどころではない、という感じ。
このままでは茂木外務大臣が少し可哀想だ。
しかし茂木外務大臣も百も承知の上での行動だろう。
私は茂木外務大臣の英語がとても好きだ。柔らかくとても上品だ。
しかし今は関係が無い。まずは第1声を発する事が重要だ。
国際法の進捗と現況において、日本国憲法は合致しているのだから、
原理原則として、我が国日本は常任理事国の地位を求める事ができる。
冷静に状況を分析する中で、今がチャンスだ。
昨今、菅新総理は中国の習近平主席と電話会談を行ったようだ。
中国側から強い要請があったのだろう。
読者諸氏に冷静になって考えて欲しい。
現況において中国に味方する国は1つも無いだろう。
新型ウィルスの発生地が中国武漢であることもさることながら、
米国の中国包囲網が緩んでいないからだ。
中国にとって味方になれる国は日本のみだ。
北朝鮮に影響力を持ち、現在まで常任理事国の日本参加に難色を示してきた
中国が日本にすり寄って来たのなら、拉致問題の解決と常任理事国の参加は
今が絶好のチャンスとなるのは必定だ。
茂木外務大臣には最後まで頑張って欲しいし、是非とも実現させて欲しい。
困難かもしれないし、意外と上手くいくかもしれない。
暗中模索という感じだけれど、そこはイエズス会の執念を見習おう。
私を含め読者諸氏は菅新総理並びに茂木外務大臣を最大限応援しよう。
さらに冷静に分析する中で、茂木外務大臣が第1声を上げた訳だが、
対外的には、諸外国から、日本に常任理事国になってもらおう!と思ってもらう事が
必要だと思うし、国内において、日本の可能性正しく認識する事が必要だと思う。
日本は常任理事国に参加できる。
しかし多くの日本の人々はそうは思っていない。
良くも悪くも日本人の国際感覚はズレている。
先の大戦の敗北と亡国に至った間違いから100%軌道修正できていない事は明らかだ。
中曾根康弘氏は戦後政治の総決算という言葉を度々標榜にしていたけれど、
正確には日本の現代史の正確な総括だ。
日本が国際連合の常任理事国に加入するならこの作業が必要だ。
花のがくと
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