Pan Europeanism and succcessors
連日における、私のイギリスのEU離脱のレポートに賛辞がやまない!
会社からは、報奨金とプラス2週間の夏季休暇を貰った。非常にうれしい!会社からは、さらに報奨金を出すので、アメリカ大統領選挙を調査したらどうか?という提案があったが、お断りした。しんどいわい!花のがくと君はロボットではないぞ!正直体調が完全ではないからお断りした。会社からは、アメリカでゆっくり静養したらいいやん!という話だったが、日本で静養させて欲しい。
それほど今回のイギリス、ヨーロッパ分析は精魂を込めた。
ところで、今回の読者諸氏に公開しているイギリスレポートは、ごく表面的ななもので、実際には細部にわたるものである。
会社に提出したレポートをそのまま公開したら、企業秘密保持違反とまではいかないが、やっぱり問題があるし、難しい面もあるだろう。
しかし抜粋という形ならいける!何故そう思い至ったかと言えば、日本のマスコミが真実を一切報道しないからだ。
何度も言うがEUは、グローバリズムではなく地域統合だ。私はそう思う。この点において専門家の意見は分かれている。
何故そうなるかと言えば、ユーロの導入とシェンゲン協定があるからだ。この2つがあるゆえ地域統合という形を見えなくしているのではないだろうか?
さてEUは地域統合であるが、その理念根本哲学は、リヒャルト、クーデンホーフ、カレルギー伯爵の提唱した汎ヨーロッパ主義である。彼らが中心として欧州議会ま創設しEUの基礎を築いたの間違いない。
先のブログにも記したが、カレルギー伯爵の母親は日本人であり、カレルギー伯自身も青山栄次郎という日本名を持っている。
初代欧州議会議長の半分の血は日本人なのである。欧州連合の根本が親日、知日でないはずがない。
その後、第2代欧州議長は、オットー大公という人物で、オーストリア皇帝の子孫でハプスブルク家の血統を引いている。この人物もやはり親日といえる。何しろ日本人のハーフであるカレルギー伯の後継者なのだから。
その後シモーヌ、ベイユというフランス人の女性が現れる。彼女はフランスのドゴール大統領の側近でEU統合に積極的だった。
そしてオットー大公、シモーヌ女史の間に田中という日本人が現れてきた。私は当初、田中角栄かと思ったが、田中清玄という名前だった。
誰だそれは!訳わからん!しかし田中清玄はオットー大公、シモーヌ女史と強力な人脈を持っている。
田中は日本政府に何度も欧州議会との関係強化を打診したそうだ。田中だけではないシモーヌもオットー大公も何度も日本政府に招待状を出したという!
しかし日本政府は応じなかったそうだ!「ちょっともったいないんじゃない!」と思うのは私だけではないだろう!
日本外務省からすれば、アメリカに気兼ねした点があるのだろう!また、戦前ドイツ、イタリア(ヨーロッパ)と手も結び英米と手を切った結果、亡国に至った苦い経験があったのかもしれない!
しかし、田中さんはよく頑張った!1993年、オットー大公、田中と当時の宮沢喜一総理の面会が実現している。
しかし、田中清玄は、この直後亡くなっている。死因は脳梗塞だそうだ。怪しい気もするが、それを突き止めるのは、私の仕事の範疇を超えているので止めにしよう。
欧州議会の根底、本音はカレルギー伯は日本人だし、アメリカ、ロシアとのスーパーパワーと対抗するため、日本との関係を強化したいという思いがあることは確かだと思う。
またカレルギー伯、オットー大公、ハプスブルク家、シモーヌ女史、田中清玄の人脈は今でもあるだろうし、その健全な活用と強化は、日本の国益にとってマイナスにはならないだろう。
花のがくと
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