It's not a conspiracy, it's a countermeasure 2

先の大戦の発生経緯と我が国の立場について、


読者諸氏は大部分において納得された事と思う。


正確には陰謀ではなく対抗策だ。それが正しいだろう。


まさかとは思うけれど、


読者諸氏の中に1970年代に日本を直撃したオイルショックを白人諸国の陰謀だ、


と思っている人はいないだろう。あれは中東戦争が原因だ。


しかしオイルショックの時、日本は大変だったそうですよ。


しかし天谷直弘さんを初め旧通産省の官僚の人は頑張りましたね!


ハイテクノロジーで乗るきるとは、よく考えましたよ。


その後1980年代になって、


日本のハイテクノロジーは日本車や家電、工作機械、半導体などに姿を変え、


世界中を席巻するのだけれど、その頃白人諸国は、日本は卑怯だ!


との類の事をよく言っていた。


私は大阪の人間だから、大阪のアクセントになってしまう。


「どこが卑怯やねん!」ただ全くもって反論する訳にもいかず、


当時日本政府は輸出規制をしたいた。


そうしなければ世界中の工業製品が日本製になるところだったんですよ。


その頃、白人諸国は策謀を練っていた。


そして結論を出した。工業製品で日本に勝てないのなら、


金融と情報で日本を封じ込めようと。


そしてその目論見は的中した感がある。


日本において失われた30年ですからね。


白人諸国の陰謀というのなら、こちらの方が実害が多いという感じ。


率直に言いて、我が日本民族は金融と情報という分野において苦手な感がある。


しかし日本の金融資産は世界1ゆえに幾通りかの打開策はあるだろう。


できるかどうかは経済産業省及び金融庁の人達の頑張りだ。


再び天谷直弘氏になってもらおう。


しかし工業製品で日本に勝てないのなら、金融と情報をーー、というのは陰険ですね。


正々堂々とやったらどうです?と言いたくなる感じ。


その事を白人諸国の人達にそのまま伝えたらどういう反応が返ってくるだろう?


前回同様に、何を言ってやがる!という事になるだろう。


日本の製品が優れているといってもやはり最終的には買ってもらってるんだから、


難しい部分もあるでしょうね。


また金融と情報を日本よりも先んじて制する事は、WTO規約に違反するわけでも、


ましてや国際法に違反する訳でもないのだから、白人諸国の人から、


「どこが卑怯やねん!」と反論される事は必定だ。


大阪のアクセントではないかもしれないけれど。


日本における失われた30年を白人諸国の陰謀とするのは正確ではなく、


やはり前回同様、対抗策となるだろう。


ただ道筋は見えたのだから、あとは経済産業省及び金融庁の人達の頑張りだ。


花のがくと









花のがくと

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