We should be a golden card !

正確に時系列を確認するべきだと思う。


1946年1月1日、昭和天皇が通称「人間宣言」を発している。


そしてその骨子は、天皇及日本国民の神性の否定だ。


最もだと思う。昭和天皇は英明だ。日本が何故先の大戦で敗北したのかについて、


分析をしている。


その理由の第1として、日本民族が優越しているという錯覚と歪曲にあるとしている。


ナチスドイツの欺瞞はアーリア人、ゲルマン民族の優越という驕りだ。


昭和天皇は素早いと思う。


昭和天皇の人間宣言によって、明治憲法が否定されたのであるから、


2月に松本国務大臣が明治憲法維持とする訳の分からぬ憲法草案を公開したなら、


米国のみならず、何人でもそれを否定するだろう。


3月にマッカーサー3原則が発表されているけれど、


その行為は日本の従属でも、米国の押し付けでもなく、ポツダム宣言違反でもない。


昭和天皇の明治憲法破棄の後押しに準ずる、松本草案の破棄だと解釈するべきだ。


日本国憲法は鈴木安蔵氏他、日本の優れた憲法学者によってその草案が作成されている。


鈴木氏はその当時民間人であったため、正確な表現を展開すると、


日本国憲法は米国の作品ではなく、同時に日本政府が作成したものでもなく、


日本の憲法学者が作成したものを米国が発見し、


英文において日本政府に推薦したとするべきだろう。


冷静かつ正確な事実において、日本国憲法は日本人の完成によって作成されている。


識者に中に米国内において「日本はあの憲法をまだ使っているのか?」という論評があると


する見解があると聞く。にわかに信じられない。


例えあったとしても、取材、インタビューの行き違いであると思う。


時系列に戻るにおいて、米国は3月にマッカーサー3原則を出しているのであって、


1月、2月には昭和天皇の人間宣言を即した中で、民主的な憲法草案を期待したのだと思


う。ところが松本国務大臣の憲法草案明治憲法そのままでであり、


同時に日本文だったと確認している。


米国は即座に翻訳に取り掛かったようであるが、その作業の中、


仰天し、ズッコケたのだろう事は想像がつく。


私は日本近現代史の中で精神鑑定が必要な人物として、


松岡洋右氏と松本蒸治氏をピックアップしたい。


それはともかく、読者諸氏には是非とも時系列を確認して欲しい。


日本が憲法を改正しようとする時、日本政府は正式に松本草案を用意したのだ。


訳の分からぬ憲法草案を。この時ポツダム宣言の解釈をめぐって日米両政府でせめぎ合いが


あったのだろう。米国人にとって日本の憲法改正の日本の答えは松本草案だったのだから、


「日本はまだあの憲法を使っているのか?」となったのだ思う。


あの憲法とは明治憲法もしくは松本草案の事だ。


日本国憲法は大変優れていると思う。国際法の最終目標が盛り込まれている。


率直に世界中が模範とする憲法だ。


健全な米国人が「まだあの憲法ーーー、」とする憲法では断じてない。


日本国憲法はまともだ。国際法によって戦争が禁止されているのなら、


世界中の国々が軍隊を保有しなくてもよい時代は十分に可能だ。


世界中の人達が日本国憲法の精神を心の底で望んでいるになら、


日本国憲法を改定する必要なないだろう。


もし万が1日本国憲法を改定し、それによって国際連合の常任理事国に返り咲きを果たそう


とするなら、それは松岡洋右外相と松本国務大臣と全くもって同じ領域だと思う。


この点において読者諸氏も大いに共感されるだろう。


日本国憲法が世界最高に優れているのなら、それを黄金のカードにして、


正々堂々と国際連合の中枢、常任理事国に返り咲きを果たそう。


その事ができるかどうか?後世の評価、忌憚なく表現するなら、


我々日本民族の真価が問われるという事にるのではないか。


僭越だけれど、この記事を茂木外務及び外務省の人達に奉げたいと思う。



花のがくと











花のがくと

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