Crusaders ! (others who were used )

風薫る良好な季節だ。とても良い季節だ。

本日、化粧水を夏用に変えた。

ところでイタリア、ヴァチカンについての記事を記している。

どうしても注釈しなければならない。

全て私の情報と分析だ。イタリア帰りの陽子先生とは無関係だ。

私は確信している。

アドルフヒトラー及びナチス党はヴァチカンによって利用されたのだと思う。

表現を変えたとしても、取引があったのだと思う。反共、防共とという点において。

さて、他にもヴァチカンによって利用された人達がいますね。

この際、明確にした方が良いと思う。

指摘できるのは十字軍だ。

通説において十字軍は当時のフランス国王、またはヨーロッパの貴族、騎士団のキリスト教

的な意思によってなされたとされている。

どう考えたって怪しい。

もちろん当時のヨーロッパの人達の間に、聖地エルサレムがイスラム教徒の手中にある事

に、鬱積した想いはあっただろう。

しかし聖地エルサレムの奪還には計画性と統一性が必須だ。

私はヴァチカン及びローマ法王が度重なり、フランス国王に要請し、指示したのだと思う。

「度重なる」という表現を使ったけれど、間違いないと思う。

そう言い切れる根拠だけれど、私や読者諸氏がフランス国王の立場に立てば、容易に理解で

きる。聖地エルサエムの奪還と言ったって、その費用は莫大だ。予算と人命において。

私がフランス国王なら二の足を踏む。

そこでヴァチカン及びローマ法王はフランス国だけでなく、他の欧州の貴族や騎士団にハッ

パをかけたようだ。そして流れを作り、フランス国王に最後通告をしたのではないか？

すなわち「破門するぞ！」という事だ。

十字軍の編成と遠征は間違いなく、ヴァチカン及びローマ法王によって要請され、指示さ

れ、計画されたのだと思う。

教科書やテキストにはそう記しても良いと思うし、そう記すべきだと思う。

だが現実にはそうはなっていない。

十字軍はヨーロッパのキリスト教徒の自発的意思という色彩が強い。

何故だろう？

慎重かつ冷静な思索において、30年戦争はカトリックとプロテスタントの争いだ。

すなわちキリスト教内部の争い。だが十字軍は違う。

聖地エルサレムヲ巡る、キリスト教とイスラム教の争いであり、

異教徒同士の争いであり、すなわち文明の衝突だ。

ただどうしても注釈を入れなければならないのは、聖地エルサレムをめぐる、

キリスト教のイスラムに対する戦争であり、キリスト教がイスラム教自体に戦争を仕掛けた

のではないので、この点は注意が必要だ。

要点を整理する中で、十字軍がヴァチカン及びローマ法王の要請と指示、と教科書やテキス

トに明確に記載しないのは、世界史及びヨーロッパ史において、文明の衝突という部分をク

ローズアップさせないためだ。

私はその心理を理解できる。世の中わざわざクローズアップさせなくても良い事実もありま

すからね。十字軍はイスラムの人達からしたら迷惑この上ないでしょう。

この点においてキリスト教の人達は反省はしているようだ。

キリスト教はキリスト教、イスラムはイスラム、それぞれに立派な宗教だ。

さて十字軍の話は続きがある。

聖地エルサレムの奪還の際、際立った活躍を見せたのはテンプル騎士団という組織だそう

だ。このテンプル騎士団、後日、エルサレムを巡礼する人達を保護組織となっている。

テンプル騎士団は潤沢な資金を有する組織だったそうだ。

元来、裕福なヨーロッパの貴族達により編成されたのかもしれないし、

エルサレムを巡礼する人達が募金をしたのかもしれない。

しかしながら何と！テンプル騎士団、歴史上から抹殺されている。

記録によると、テンプル騎士団が有する潤沢な資金を、当時イギリスとの戦争によって、

資金が枯渇していたフランス国王が狙って、テンプル騎士団の壊滅に追い込んだとされてい

る。私は率直に思う。この記述を信じる人は多少おめでたい。

冷静になるべきだと思う。テンプル騎士団は聖地奪還の最大の功労者の１つ。

当時のフランス国王がそんな理由でテンプル騎士団を壊滅させたのなら、

フランス国王はローマ法王によって破門だ！いや、カノッサ屈辱では済まされないだろう。

率直において磔だ。だれが聞いたっておかしいだろう！

テンプル騎士団の壊滅にはヴァチカン及びローマ法王の指示があったと思う。

そうでなければ説明が付かない。端的において目障りな存在になったのだろう。

明確に指摘できる。

十字軍の編成と遠征、またテンプル騎士団の歴史上の抹殺は、アドルフヒトラー及びナチス

党の変質と同様に、ヴァチカン及びローマ法王の要請と指示があったのだと思う。

花のがくと