The original religion of Europe!
月末と同時にクリスマスの準備に取り掛かっている。
とりあえず頑張ろう。
ところでクリスマスはヨーロッパの文化だが、聖書におけるクリスマスの記述は乏しいと言える。
分析するの当たり、4世紀にローマ皇帝により、キリスト教が公認される訳だが、
イエスキリストの没後、300年以上経過している。
キリストの活動時期、またその思想が公認されるまでの間、ヨーロッパは森に覆われた未開のエリアだった。
その地が開墾され、西欧、中欧、東欧にキリスト教が普及されるまでの間、さらなる時間を要したであろう。
それまでの間、ヨーロッパの人々は無宗教であったのか?
そうではないだろう!
すなわちヨーロッパには元来の宗教、土着の宗教があった。
古代、中世の人々は、東西を問わず、農耕を基とする自然崇拝にその身を置く。
ヨーロッパの人々は森の中で共同体を営み、生活の基盤を形成していたのであるから、
森への信仰という事になるであろう。
要約するなら、森の精霊に対する多神教という形だ。
クリスマスの時期は日照時間が短く、農閑期であり、森の神様に感謝を捧げ、
プレゼントを交換するという習慣が形成されたのだと思う。
クリスマスを分析する時、同時にヨーロッパにおいて、キリスト教がヨーロッパ人の心を一方的に支配したのではなく、
ヨーロッパの土着の宗教、すなわち森に対する多神教とキリスト教が融合したという事実が理解できる。
花のがくと
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