Statement in Madrid !
明日、いよいよ参院選の公示だ。
大阪の人は松川るいさんに、全国の人は片山さつき氏に投票しよう。
そして維新の会撲滅の先兵になって欲しい。
本日は少し角度を変えよう。
ある国のウクライナにおける対応を分析する時、想う事がある。
よく世界は1割位の人達が動かしているという話があるけれど、
他の9割の国は余裕がないのだ。他の人の国の事など構っていられない。
自国の事で精一杯なのだ。
従って世界は1割の国々で動かしていく他ない。それが健全な事かどうかは別問題だ。
もちろん日本は1割の側に入り、その中で主導的役割を果たすべきだ。
6月29日、30日にスペインのマドリードでNATO首脳会議が開催される。
現在水面下で各国の綱引きが行われている。
さてマドリードのNATO首脳会議では何が話し合われるのだろう?
ウクライナ問題、ウクライナーロシア間の停戦問題の模索という事になるだろう。
ここでやはり問題となる事がある。
ウクライナもロシアもベラルーシもNATOの正式加盟国ではないという事実があるのだ。
度々ブログに記している。
ロシアもベラルーシもかつて隆盛を誇ったモンゴルの生まれ変わりだ。
ウクライナは黒海に面しているので多少違う要素もあるだろう。
従ってウクライナは別にして、
ベラルーシ、ロシアはEUにもNATOにも参加する意思はないだろう。
EU及びNATOが武力による現状変更を許さないというのなら、
一般のロシア人から、イラク、リビア、シリアなどをどう説明するのか?
という意見は真摯に耳を傾けるべきだと思う。
国際世論の中で、「ゼレンスキー疲れ」という表現が使われ出しているけれど、
ゼレンスキー大統領は凄いと思う。見事に首都キーウ (キエフ)を死守し、
ロシア軍をウクライナ東部2州に展開を余儀なくさせた。
率直においてウクライナの人達がこれほど気迫を持っているとは思わなかった。
現況において武力による現状変更は認められないのだから、
最大限ウクライナ、ゼレンスキー大統領を支えよう。
ここでやはり問題となる。ロシアもウクライナもNATOの正式加盟国ではないのだ。
ウクライナ問題の根源を探る時、ロシアはモンゴルの生まれ変わりであるから、
ヨーロッパ諸国は自力でヨーロッパを纏めきれなかったという歴史がある事を知るべきだ。
すなわちユーラシア大陸大陸は広大だという事だ。
ウクライナーロシアの問題がNATOのみの問題で収まらず、
ユーラシアの問題に遠因があるのであるなら、
6月29日、30日に行われるNATO首脳会議においては、
将来想定される台湾海峡での有事を共同声明文に明記されるべきだと思う。
そうでなければ整合性が取れないし、
我が国の岸田首相が訪問する意味が失われるではないか。
繰り返し要約する中で、ウクライナ問題の源泉が
ヨーロッパとユーラシアの武力衝突であり、
なおかつまた、武力による現状変更が国際社会が拒否するなら、
6月29日、30日に行われるスペイン、マドリードでのNATO首脳会議において、
台湾有事の事柄は明確かつ鮮明に明記されるべきだ。
祖国とは両者が祖国と思っていればこその論理であり、
台湾と中国は建国者と建国の時期が明瞭に異なるのであるから、
台湾海峡での有事は武力による現状変更以外何者でもないだろう!
マドリードにおける共同声明文に台湾有事を明記すると、中国は一貫の終わりに等しい。
僭越ながらこの記事を岸田内閣総理大臣に捧ぐ。
花のがくと
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