Complete generalization(Treaty between Japan and the United states

日本には米国の軍隊が数か所の基地に駐留しているが、無秩序に駐留しているのではなく、


法的な根拠、すなわち「日本とアメリカ合衆国との相互協力及び安全保障条約」に基づき


駐留しているのであり、かつ根拠となるその条約が健全であるなら、


日本に駐留する米軍の存在は、日本の国家主権を制限するものではない。


日本の識者や自民党の1部に、日米間の条約は、日本に基地を展開する事で、アメリカ側


にその世界戦略における圧倒的有利な要因をもたらす事を指摘できるため、


日米間における条約は、基地貸与条約だ!とする意見が存在する。


基地貸与条約を是とするなら、日本がアメリカに基地を貸与した時点で、日米間にすでに


貸借の関係はなく、従って、アメリカが有事の際、日本は何もしなくていい、という意見も


同時に発生する事になる。


また一般的に借り手よりも貸し手の方が立場は有利だ。


しかしながら日米間における条約は、日本が米国に「基地を貸してあげてもいいですよ!」


という点からスタートしているのではなく、


その発生経緯は、サンフランシスコ講和条約とその当時の日本のの防衛力に端を発している


のだから、日米間の条約は基本的に軍事同盟であると解すべきではないだろうか?


だた確かに確認できる事は、日米間における条約の最後、すなわち第十条に、


国際連合の機能が完全であると日米両政府が意見を同じくした時、または


日本とアメリカのどちらかが、この条約を解消する、宣言した1年後に、「日本とアメリカ


合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」は解消され、それに伴って日本国内の米軍の駐


留も終了する事が明記されている。


この事からどう考えても、米国及び米軍の日本駐留は支配と抑圧ではなく、日本にとって国


際的良好なカードであると理解できるし、米国にとっても良好なカードであろう。



花のがくと







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