After one year, I think now !
国際的合意として、無かったとされているけれど、
その根拠はその合意文書が見当たらないからだ。
ただ、花のがくと君は、あった!と思う。
NATOの東方不拡大だ。おそらく口頭でのやり取りだったのだろう。
冷戦終結後、西側陣営はNATOの拡大を進める中で、
リビア、イラク、シリアなど進出を繰り返した。
その光景を一般のロシア人から見たら、どう映るか、
想像するに難くない。
西側諸国はついにウクライナに手を付けた。
ロシアが暴発するのは当然だ。
ロシア、ベラルーシ、ウクライナは過去に、
独立国家共同体として、オリンピックに出場した程の結束だ。
ロシアは当初時別軍事演習とする中で、ウクライナに進出する中で、
国際法違反とする国際世論に押される中で、反戦気運があったけれど、
ロシア国内の様相は変化している。ウクライナに手を付けたのだから、
ナポレオンのロシア侵攻、ナチスの侵攻に次ぐ、
第三次祖国防衛戦争だという訳だ。私は十分に理解できる。
ウクライナはこの1年良く持ちこたえたと思う。
世界中が予想外の展開だ。
先に挙げた独立国家共同体の根拠は共にモンゴルの生まれ変わりだ、
とするものだ。
冷静に分析する中で、モンゴルのヨーロッパ進出以前の根本において、
ウクライナには元来のアイデンティティーがあり、
冷戦後の30年でそれが強固になったというべきだろう。
我々日本人は、ロシア、東欧の近代史を研究する中で、
複雑怪奇、どっちもどっちという答えしか表現できない。
ただ、このままではいけない、ロシアばかりを非難すのは容易だ。
国際的に知恵を絞ろう。解決策は複数あるはずだ。
花のがくと
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