French Revolution ( theory of royal authority)

本日、お正月を迎える準備万端にて、


午後より、ネットにてアニメ「ベルサイユのばら」の動画を視聴。


面白ですねこれ!全40話を視聴したけれど、パタリロよりも面白いですよ。


女の子みたいですね、と言われそうですが、言い訳をさせて欲しい。


上杉謙信の愛読書は「源氏物語」だ。


さてフランス革命の原因は市民社会の成熟というだけでなく、


フランス国内での度重なる飢饉が背景にあった、と学生時代、


西欧史の授業で教わった事がある。


社会の成熟度、あるいは経済およびそのシステムの変遷と同時に、


政治思想的な分析がやや欠如しているのでは?


すなわち王権神授説の解釈だ。


王権神授説の解釈は、王権は神から授かったものだから、


好き勝手にーーー、と思っている人が多いですね。


つまり王権の私的乱用の容認という感じ。


180度違いますね。


王権神授説の本当の意味は、王権は神から与えられた神聖なもので、


神の意思と国家運営の間に王様が存在するというもので、


王の意思と政治判断及び行政能力は神と一体でなければならない、という事。


これ王様にとっては大変ですよ。


王権の行使は神そのものなのだから、外交軍事の失敗や経済政策の失敗は許されない。


災害や飢饉が発生しても、OUT!だ。


王権は神から授かったのだから、あらゆる政治経済道徳の不具合は、


王権の行使が神の意思と反している、となってしまうのだ。


すなわち何か違うな!という事になれば、王権の行使の主体者を変えても良い。


という事になるのだ。


フランス革命の原因の1つとして、王権神授説という政治思想が残っていた、


と分析できる。


花のがくと




花のがくと

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