Her death unleashed herself and brought ー

連日、細川さんとオルガンティーノ神父の事柄を記している。


同感し賛同してくれる方が多い。


テキストではフランシスコザビエルが取り上げられているけれど、


ザビエルだけでなく、当時のイエズス会の人は奮闘していますよ。


確かに時系列からすれば、日本に最初に宣教師として赴任したのザビエルですね。


だからと言ってザビエルばかりを取り上げるのは不健全という感じも。


ザビエルだけでなく他の宣教師も頑張っていますよ。その代表格がオルガンティーノ


さんじゃないですか。ザビエルとオルガンティーノのどちらが優れているかという論評は


すべきではないし、また必要ないかもしれませんね。


細川さんの人生は苛烈そのものですね。


明智光秀の娘さん、すなわち謀反人の娘さんだ。


しかし細川さんはクリスチャンとして熱心に信仰をささげ、


見事に神に殉じる最後を遂げた。


オルガンティーノ神父によって弔われたのだから、間違いなく天に召されているでしょう。


彼女の壮絶な人生はその死によって彼女自身を解き放っただけではないでしょう。


仏教において回向、すなわち健全かつ荘厳な先祖供養は上7代下7代とされている。


つまり先祖も子孫もすべて成仏できる、というわけだ。


細川家は中世末期から近世にかけて大大名として復活を遂げ、


近代現代でもなおその子孫が日本のエスタブリッシュメントとして現存している。


この現証は当時の細川家の中興の時期に当たった頃、細川夫人が、イエズス会の信仰に


多大な帰依と信仰心を発揮し、神に殉じる生き方をしたからだと、


私は強く感じる所がある。


すなわち、細川さんの死は彼女自らの宿命を解き放ったのみならず、


その後の細川家の繁栄をもたらしたのでないかと思う。


細川家は最高をお嫁さんを頂いたという事になるのではないか。



花のがくと







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