Heroes !
カトリックの中にイエズス会という組織が現在でも存在し、
昨今、イエズス会の枢機卿から、ローマ法王が選出され、
なおかつ、敬愛する佐藤ゆかり女史の母校である上智大学が、
イエズス会によって創設されているという事実を鑑みる時、
欧米のみならず大陸の人達は、
崇高な目的ないし大きな理想を実現しようとする際、
数百年、数千年の時間を視野に入れるのであり、
我々日本人とは全く異質の部分が多分に存在する、
という私の指摘は正しいと思う。
そしてその違いはどこから発生するのだろう?
執念や陰険という性質というのではないだろう。
つまりこうい事ではないか?
大陸には広大な山や谷、大河や岩などが多数存在し、
それらは数百年、数千年と変わらず存在し、
気高く映る場合もあるだろうし、人知を超えて映る場合もあるだろう。
それによって、大陸の人々の時の感じ方に雄大さが加わるのだろう。
さて、イエズス会結成の理念は複数確認できるけれど、
端的に解釈するなら、当時発生したプロテスタントを封じ込めるか、
カトリック再び回帰させる事が目的だ。
私はクリスチャンではないので、カトリックとプロテスタント、
どちらが優れているかについて論評はしないし、する立場にはないですね。
ただプルテスタントは様々な宗派に分かれていますね。
我々日本人からしたら、それってカルト教じゃないの?
と思ってしまう宗派も中にはありますよね。
私は意見を述べる立場にはないけれど、強いて言うなら、
キリスト教は、イエスキリストが中心であり根本だ。
少し話がそれてしまったけれど、
イエズス会はカトリックを再び再生させ、プロテスタントを封じ込めるために
結成されたのであり、現実ないし現代社会において、
実際にそうなっているのだから、イエズス会は苦難の末に勝利した、
という評価をすべきだ。
さらに述べるのなら、将来において、プロテスタント各派がカトリックを凌ぐよに
なるとは到底思えないし、現実としてあり得ないだろう!
それならば、イエズス会は大勝利した!という見識を持つべきだ。
世界史において、様々な人物が、国家、国益、権力、革命、富、名声、
において相効抜するなかで、隆盛と衰退を重ねた。
アレキサンダー大王、シーザー、カール大帝、ナポレオン、ピットン提督などなど、
しかしながら彼らが築いたものは、彼らの隆盛と衰退と同時に消え去っている。
その思索に立つ時、カトリックは世界最大の宗教として厳然と存在するのだから、
世界史の中で、最も勇敢で誇るべきヒーロー達は、
苦難の歴史、空間において、有名、無名の中で数多くの殉教を遂げた
カトリック及びイエズス会の神父、司祭達ではないか。
花のがくと
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