International law, collapse logic !

我が国日本が常任理事国に参加するためには、


西欧諸国の分析はもちろんだけれど、イスラム世界の連携が必要不可欠だ。


それはさておき、明治維新だ。


明治維新の最大の功労者は西郷隆盛だ。その事について読者諸氏の中でも


異論はないだろう。西郷の動きを注視しよう。


明治維新、幕末の動乱とはいつ頃から始まるのだろう。


鮮明に指摘できる。禁門の変だ。


禁門の変と言ったって、分かりにくい人もいるだろう。


こう説明するば分かり易いだろう。


有名な新選組が池田屋に切り込んだ事は多くの人が承知しているはずだ。


斬り殺されたのは多くが長州藩士、長州藩だって黙ってはいないだろう。


即座に軍勢を擁して京都御所を包囲した。


この騒動が禁門の変だ。京都御所の主体者は長州を撃退したのだけれど、


その先頭に立ったのが一橋慶喜であり、西郷隆盛だ。


長州は京都御所に発砲したのだから、大罪だ。


当然長州征伐が計画され、その責任者に抜擢されたのが西郷隆盛だ。


これは当然の人事だ。


西郷は徹底して長州藩を分析し研究したようだ。


西郷は長州を殲滅する事ができただろう。


大義名分の部分と、また実行力において、


だが西郷は長州藩を存続させた。禁門の変の首謀者の処罰のみにて事態を取集した。


何故だろう? 西郷に驚くべき分析と情報が形成されたされたからだ。


何と!長州を殲滅した後、その余勢で、徳川幕府は西郷の所属する薩摩藩を殲滅する計画を


持っていたいた事が分かったからだ。


実際に、小栗上野介、勝海舟ならそうしただろう。


西郷並びに薩摩藩は第1次長州征伐の時も、第2次の時も、一兵も兵を出さなかった。


西郷だけでなく、私も読者諸氏もそうするだろう。当然の判断だ。


幕末の最終段階、明治維新前夜、薩摩と長州が連携する形で、江戸城を包囲した。


その指揮をとっていたのは西郷だ。西郷は本気だったと思う。


明治維新、日本の近代化をスタートさせるためには、徳川氏を殲滅させるのが良好だと、


西郷自身がはっきりと意思表示をしている。確かな資料もある。


私もその方が鮮明だと思う。


しかし西郷は寸前のところで中止した。


西郷は物事を寸前のところで中止するのが好きな性格なのだろうか?


違うだろ!私はイギリスが動いたのだと思う。


以前にも記した事がある。


イギリスの通訳官だったアーネストサトウが西郷を説得したのだと思う。


そうでなけば説明が付かない。


国際法、江戸の商業的な立ち位置、さらには江戸幕府とイギリスの間の正式な関係だと思


う。実際にイギリスは江戸幕府から要請があれば動かざる得なかっただろう。


国際信義の問題だ。西郷は中止した。世界最大のイギリスを相手にして、


明治維新も近代化もないだろう。


多くの関係者が胸をなでおろした事だろう。


幕末、明治維新前夜という最も難しい時期における西郷の行動を分析する時、


ほとんどパーフェクトだ。 西郷は高潔な人物というより、


分析力、実利、大局観に優れた人物だと思う。


私は、薩摩藩の上層の人達が西郷という下級の人物を大抜擢した理由がよく理解できる。


さて、読者諸氏に注目して欲しい。


明治維新がなされようとしていた前夜、諸外国は全く動かなかった。


イギリスもフランスもオランダもロシアも。


明治維新の主体者達が諸外国の内政干渉を許さなかったという学説が主流だ。


私は正直違和感を覚える。


何故なら、イギリスの通訳官が必死になって西郷を説得したという噂があるからだ。


冷静になるなら、イギリスは明治維新を平和裏に移行させたことになるだろう。


少なくとも冷静に分析する中で、


イギリスもフランスもオランダも全く静観しているのだ。


何故だろう?西欧諸国の世界進出も後半に入り、その中で国際法の形成と


ジェントルマンシップがあったからだと思う。


つまり明治維新は日本の問題であり、日本の近代化は良い事だ、


という想いがあったのだと思う。


実際に明治期に移行した後、西欧諸国は日本の近代化に快く手助けをしているだろう。


海軍はイギリス、陸軍はドイツ、文学はフランス、音楽はオーストリア。


繰り返す中で、明治維新の前夜、西欧諸国は静観ないし説得しているのだから、


西欧諸国が虎視眈々と日本の支配をーーという論理は崩壊だ。


従って先の大戦の前夜、西欧諸国の陰謀によって止むにやまれずーー、


というのは当時の日本の為政者の言い訳、怠慢、あるいは被害妄想だと指摘できる。



花のがくと



























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