ABCD line 5 !

率直な証言において、オランダも中国も国際社会の中でプレゼンスはほとんど無かった。


イギリスは疲れており、各地の独立運動の折衝において折り合い見ていた。


アメリカのルースベルト大統領はモンロー主義の中で就任し、


婦人の有権者に不戦、すなわち息子達を戦場に送らない!という公約をしていた。


欧米諸国は当時バラバラだったのだ。


先の大戦以前の我が国の命題は石油資源の確保であっただろう。


その命題をABCD包囲網によって遮断され、止むにやまれずーー、


という論評は怪しい。短絡的だ。


ABCD包囲網の形成は前回に記事に記した通り、


世界恐慌の発生により、各国のブロック経済の施政によりそうなったのであり、


ABCD諸国の政治的な示し合わせ、策謀とは違うからだ。


重ねて指摘している事実として、我が国は国際連盟の常任理事国であったのであるから、


当時我が国の命題であった石油資源確保が最優先されていたのであるなら、


国際連盟の中での国際協調をこそが根幹だあっただろう事は論を待たない。


しかし我が国は失敗を重ねた。偏狭なナショナリズムに覆われていたのであろう。


先の大戦の前夜における開戦の経緯は欧米諸国の策謀というのではなく、


我が国の国際情勢の正確な分析の欠如に起因するものと、


潔く立ち返る勇気があっても良いと思う。


再び常任理国に返り咲きを果たすための有効な手段として。


勿論、卑屈になる必要はない。


古今東西外交を完璧に行った国はないからだ。


ただ、道冷静に見たって、我が日本人の国際感覚は軌道修正が必要だ。


花のがくと




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