Complete summary 5 !

クリスマスが終わった。早速に新年を迎えるための準備にとり掛かろう。


月日が経つのは早いものですね。1年があっという間だ。


そんな事より、日本の近現代史の総括を加速させないと、年内に終了しなくなる。


スピードアップさせよう!


根本において、League of Nations 国際連盟が何故発足したのか?という背景だけれど、


第1次世界大戦の被害が甚大であり、世界集団保障体制が必要だ!


という形で国際世論が形成されたからだとされている。


確かにそれは正しいだろう。


しかしそれだけでは収まり切れないもう1つの大きな理由があるのだ。


当時、西洋諸国が自ら拡大した植民地の独立運動を抗しきれなくなっていた時期にあたり、


どの様に対処するかという問題だ。


自然な流れとして、独立を認めざる得ないかもしれないけれど、


どうの様にして結論をだすか?という問題だ。複雑かつ大きな問題だと思う。


以前にも記した。外交すなわち国際社会とは、時系列、外交文書、条約の積み重ね、


すなわち継続なのであるあら、League of Nations 、国際連盟が発足すると同時に、


西洋の拡大、すなわち植民地主義は終了だ。そうでなければ国際連盟ではないだろう!


読者諸氏も共感されるはずだ。


しかし我が国、日本は国際連盟が発足して10数年後に、日本の主導で、


「満州国建国万歳!」とやってしまった。私は率直にイカレていると思う。


国際社会は誰も認めませんよ!満州国を認めたら、国際連盟ではなくなるからだ。


日本の主張は、満州は中国東北部であり、万里の長城の外側なのだから、


伝統的に中国の土地ではない、という事だけれど、同時に日本の土地でもないだろう!


満州は満州人、女真族の土地だ。しかし彼らに国家運営を行う力量が未完成だったなら、


国際管理地域にーー、とする国際連盟の勧告案及び結論は正しいベクトルだと思う。


国際連盟は実質において満州国を未承認としたのだけれど、


日本は1人だけ猛烈に反発した。


それなら、国際連盟内で採決をーー、という動議をしたようだ。


この時、イギリスは必死になって日本を説得している。


採決しったって結果は見えているからだ!


国際社会の採決であるから、表現を正確にしよう。


当時、日本が提唱した満州国を国際連盟が不承認とする勧告に賛成か反対か?


という採決だ。時の松岡洋右外務大臣はイギリスの再三に渡る説得を振り切り、


採決を強行した。


結果は、42対1対1 で国際連盟の勧告が賛成された。当然だと思う。


42ケ国が賛成で、1ケ国日本が反対した、1対1となっているけれど、


1ケ国タイが棄権している。なぜタイは棄権したのだろう?


1、タイの外務大臣が病気だった。2、ただ単にやる気がなかった、


3、日本の言い分も少しはという感じ。この中のいずれかであったと思う。


いずれかであたかは、当時のタイの人に聞いて欲しい。


いずれにしても圧倒的だ。


日本は立場を失たかもしれない。面子があったかもしれない。


しかしそれでもだ。私は大阪の人間であるから、大阪のアクセントになってしまう。


「あーそでっか!分かりました!」と言えば済む話じゃないですかね!


松岡外務大臣はこの採決の直後、国際連盟を脱退してしまった。


愚かとしか表現しようがないだろう。


脱退するなら、松岡外務大臣1人が脱退すれば良かったんじゃないですか?


日本国はそのままの地位で。


私は松岡洋右外務大臣が、国際連盟において、訳の分からぬ採決を強行した事と、


その結果において国際連盟から脱退した行為について、


佐藤ゆかり女史が弁護しても、片山さつき氏が弁護しても、松川るい氏が弁護しても、


岩田明子氏が弁護しても、そいて最大の保守の論客、桜井よし子氏が弁護しても、


松岡外相の行為は私の中で、精神鑑定が必要な行為だという想いは不変だ。


私は率直に思う事がある。我々日本人は賢く、そしてしなやかで、柔らかい民族だと思う。


しかし1面において、非常に変固、変哲だと思うし、大きくズレている。


大きく改善するべきだと思う。


日本の国際連盟からの常任理事国からの脱退により、国際連盟は実質的に崩壊してしまう。


その事に全く反省が足りないのは現実だ。


また我が日本国民が変哲な1面を持ち合わせ、大きく改善する部分がある事を、


松岡洋右外相のLeague of Nations からの脱退劇はそれを圧倒的に示すももであろう。


花のがくと



















花のがくと

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