Complete summary 6 !

前回の記事で、国際連盟の脱退の経緯を記した。


私の意図するところは読者諸氏に置かれても共感されたと思う。


42対1対1ですからね。


愚かとか精神鑑定が必要という表現は強すぎるかもしれないけれど、


大きく反省が必要だと思う。


それではどこをどう反省するべきか?という点だ。


この点を模索しなければオカダブーだ。


そこで注目するべきはタイが棄権しているという点だ。


私は前回の記事において、タイが棄権した理由を3点において推理した。


1、当時のタイの外務大臣が病気だった、2、ただ単にやる気が無かった。


3、日本の言い分も少しは、という事ではないかと思う。


真実は当時のタイの人に聞くしかない。


読者諸氏はどの点を留意するだろう?


私は2番目の「ただ単にやる気がなかった!」という点に注目している。


これは読者諸氏におかれては意外だろう。


しかし私は断然2番目の理由から答えを導き出すべきと考えている。


何故そう思うのか?という事だけれど、


ずばり解析しよう。満州国不承認、という国際連盟の勧告はを42ケ国が賛成で、


唯一日本が反対と結果はなっている。


しかし読者諸氏は冷静になって欲しい。当時の満州、すなわち中国東北部の問題は、


極東の問題だ。平たく言えば、中欧や北欧、または南米の国々からすれば遠い存在。


自らには実害がないのだ!率直に言って訳の分からい国や、


また表現としてやる気のなかった国も多数あっただろう。


42ケ国全てが日本の立場を全否定した訳ではないのだ!


どちらが正論かどうか国内で意見が分かれた国もあるだろう!タイが見事にそうだ。


それなら結論として、国際連盟が勧告した案に投票しよう!となるのは必定だ!


すなわち国際社会を賢く生き抜くには、一定の根回しも必要だし、


水面下の作業も必要だろう。当時の松岡外相には全くそれらが見られない。


健全ではないかもしれないけれど、清く、正々堂々という要素とは若干ーー、


という感じもするけれど、国際社会で勝ち抜くには、強硬さではなく、


賢さと柔らかさである事は明らかだ、


という事実を松岡外相の採決を見るにつけ実感するのであるから、


第1議として我々日本人が反省する所ではないか。


花のがくと












花のがくと

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