Complete summary 8 !
本日、大阪の鶴橋を移動した。暖かくて過ごしやすかったですね。
しかし昨日の牧野伸顕さんの「伝説の採決」は圧巻でしたね。
本日判ったことだけれど、牧野伸顕さんは、現、麻生財務大臣の曽祖父に当たる人ですね。
さて、牧野伸顕さんは国際連盟の場において、人種差別撤廃の動議を提出し、
困難な中で採決を実施をさせ、過半数の獲得に成功したけれど、
全会一致を持ち出され、不採用になってしまった。
けれど牧野さんの底力を示す中で、過半数の賛成があった事を議事録に記載させた。
さて、牧野さんが2回目の動議を発し、採決に踏み切らせる前夜、
牧野さんとそのスタッフの人達は相当な下準備をしていますね。
当時も現在もそうだけれど、紛争の遠因は人種と宗教の問題ですからね。
牧野さんの説得で、イギリス、カナダ、ニュージーランドは賛成の寸前までいった。
牧野さんはやりますよね!
結果として、当時、日本が提唱した人種差別撤廃は不採用になったけれど、
どの国が賛成し、どの国が反対したのかせっかくの事だから確認しよう。
まず、賛成したのは、我が国日本、続いて、フランス、イタリア、ギリシャ、
ポルトガル、チェコスロバキア、中華民国、など11ケ国となっている。
反対したのは、イギリス、ブラジル、ルーマニア、ポーランドなど5ケ国、
アメリカは不投票となっている。率直に思う、投票しろ!
賛成した国の中に、フランスとイタリアがあったのは意外でしたね。
フランスは自由、平等、博愛の国だ。またイタリアはレオナルドダヴィンチや
ミケランジェロの国だ。やりますよね!イケてますよね!
反対の中でブラジルはおバカですね、ブラジルは日本と同様に常任理事国の地位を狙ってい
るらしい。人種差別撤廃に反対したのだから、常任理事国にはさせられない。
ポーランドは何故反対したのだろう?
国際連盟規約にないものを賛成、反対すのはーーー、という事らしい。
訳の分からない理由ですね。ポーランドも常任理事国には向いてませんね。
率直に言うなら、はっきりしよう!
イギリスは世界中に植民地を拡大し、その独立運動に苛まれていたのだから、
中々賛成できませんよね。
この採決結果を見る時、牧野さん、よく頑張りましたね!
同時に主要国がそれぞれ、賛成、反対に見事に分かれているのだから、
過半数の獲得より、全会一致として保留にした方が賢明だったとの判断もできる。
総じて論するなら、国際連盟は世界初の集団安全保障機関なのであり、
その中で有色人種である我が国が常任理事国になるのだから、
世界史の潮流の中で、人種差別撤廃の動議を日本が提出するのは当然の流れだ。
採用されなかったのはとても残念だけれど、
牧野伸顕さんは天命、使命をを全うしたという感じ。
花のがくと
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