New era 2 !

昨日は偉大なる戸田城聖先生ご命日、


一昨日は新しい元号の発表、何か重たい日が続く感じ。


池田大作先生はマスコミによくバッシングされたが、


戸田先生はほとんど無かった。どうやら戸田先生は日本のエスタブリッシュメント


と幾分か親交があったようだ。


ただ、マスコミの進化が違っていたので比較するのは僭越だ。


私は戸田先生にお会いした事もないし、


私が生を受け同時の妙法を授かった時、


戸田先生はすでに他界されていた。


戸田先生はどうの様な人物だったのだろう?


資料や文献または伝聞によると、


かなり強烈な個性を持ったお方だったそうだ。


決して軍人さんではないが、軍人さんに近い要素を持っていらした感じ。


またそうでなければ、戦後の何もない時代から、学会という巨大な組織の


礎を建設する事は不可能だっただろう。


好むと好まざるにおいて戦後の日本を主導し建設したのは元軍人さんだ。


ただ指摘せざる得ないのは、日本を亡国に導いたのも軍人さんだ。


敬愛する佐藤ゆかり女史の生地は東京世田谷。


この世田谷近辺で、とある女性が活動していた。


澤地久枝という人物だ。ジャーナリスト、作家というお立場。


澤地氏自身は世田谷の出身ではないようだが、


世田谷で膨大な資料を集めそして分析していた。


2.26事件の裁判記録だ。


女性特有の細やかさで見事に分析。正直お見事。


2.26事件は、一般に当時の青年将校たちが、


当時の政治の腐敗や農村の疲弊を理由に決起し、


当時の政府要人を白昼堂々と抹殺したと語られている。


さて、青年将校たちは裁判で政治の腐敗や農村の疲弊を主張したのだろうか?


澤地氏の分析ではその様な事は論争になっていない!


当然の事ながら、青年将校たちは反乱罪で裁判にかけられる訳だが、


青年将校達は「陸軍大臣告知」あるいは「陸軍大臣より」


という類の文書があったと主張している。


つまり、自分たちが反乱罪に問われるなら、


命令を通達した側も反乱幇助だ!という主張。


青年将校の1人、2人が主張するなら、自己保身あるいは言い逃れ、


という風に受けられるが、青年将校の大半がそう主張しているそうだ。


不可解と言うより、圧倒的不健全さを感じる。


裁判では実際に命令を通達した文書の存在、軍の上層部の証言が


鍵となろう。


結局、青年将校達のみが処刑された。


真相は現在でも闇だ。ただ裁判記録を当時の検察官が慎重に保存していた事


また青年将校達の大半の証言を信じるなら、


2.26事件は青年将校達が当時の政治の腐敗や地方の疲弊を理由にした、


というのは美名、フィクションではないか?


つまるところ、2.26事件は民主化が不十分な日本において、


当時の陸軍の首脳たちが軍事クーデターを画策したのであろう。


しかしそれは寸前において未遂に留まった。


天皇陛下の存在があったからだ。


日本に天皇陛下がいる限り、日本に軍事政権が誕生する事はあり得ない。


2.26事件の裁判記録を分析する限り、軍人さんには邪な気質が含まれる。


澤地久枝氏は述懐しているが、どの様な形でも武装した集団には用心を!との事


令和の時代になり、日本において自主武装をする可能性は大だ。


しかしその様な状態になっても2重3重とブロックを掛けよう。


花のがくと










花のがくと

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