New era 4 !

我が国は来月より「令和」という新時代に入る。

心機一転、清く、正しく、美しく！そして共利共生だ。

昭和の末期、平成において、アメリカは日本の貿易黒字に対し、

日本製品の部品をアメリカ製にとか、アメリカの製品や農産物の

輸入の数値目標を要求してきたが、そんな事は受け入れてはいけない。

自由貿易の概念に著しく反するからだ。

今後もしそのような要求をしてくれば、

ハリウッドの映画や音楽の件を持ち出せば良い。

日本において、全くアメリカ車が走っていない！と言うなら、

アメリカで全く日本の映画が上映されていない！と反論しよう！

論理的には健全だ。

これからは日本人は、清く、正しく、美しく、堂々と生きるべきだが、

同時に賢く、したたかに生きるべきだ。

余談であるが、アメリカが日本に輸入の数値目標等を要求してきた時、

当時の橋本通産大臣はWTOに提訴した。当然の処置だ。

かかる状況においても、

アメリカ側は、日米安全保障条約に１言も言及しなかった。

アメリカにとって日本は必要不可欠なのだ。

ただアメリカ側の苛立ちは理解できる。

そして日本は見事に内需拡大に成功した。

アメリカにとって日本は必要不可欠だが、

日本にとってもアメリカは必要不可欠だ。

共に強い絆で結ばれている。

清く、正しく、美しく、そして共利共生だ。

ところで、超高層ビルを建設する時、鉄筋やコンクリートやトラック

が必要だが、超高層ビルが完成すると、それらは不要だ。

後は上質な内装や電気設備、洗練されたテナントなどが必要となる。

内需拡大に成功した日本はまさしくこの状況だ。

これから日本民族は中身あるいは本当の真価が問われる事になろう。

花のがくと